PyAutoGUIで面倒ごとを自動化しよう
今回はPyAutoGUIを使ってカーソルの移動とクリック操作の方法を紹介していきます。
こんな感じ。
(録画ツールの関係上、マウスが出てませんが、実際には3秒かけて動いてます。。)
クリックの実施
PyAutoGUIを用いてクリック処理を実装する方法を説明していきます。
まずクリックするためにはクリックするところまでカーソルを移動させる必要があります。
クリックさせたい箇所はposition()で対象の座標を取得します。
PyAutoGUIでデスクトップの座標取得PyAutoGUIで面倒ごとを自動化しよう
今回はPyAutoGUIを使用して画面上の特定位置の座標を取得する方法を紹介します。
...
カーソルの移動
import pyautogui
pyautogui.moveTo(200, 300,3)
moveTo(”x座標”,”y座標”,”カーソルの移動時間”)で実装できます。
上記の場合は対象の座標に3秒かけてカーソルが移動することになります。
また、最後のカーソル移動時間の引数は省略可能で、その場合は即時に対象座標にカーソルが移動します。
クリック操作
import pyautogui
pyautogui.moveTo(200, 300)
pyautogui.click()
上記は①カーソルを指定座標に移動②クリックの2行で表現しましたが、
以下のように1行で表現することも可能です。
pyautogui.click(200, 300, 1)
この場合は即時で対象座標にカーソルが移動しクリック操作を行います。
クリック操作詳細
クリック操作はclick()は以下のオプションを付与することができます。
pyautogui.click(x, y, clicks, interval, button)
- x:x座標
- y:y座標
- clicks:クリック回数
- interval:クリック間隔(秒)
- button:クリックの種類
buttnoは‘left’,’right’,’center’の3種類があります。
それぞれ、左クリック、右クリック、中央クリックを意味します。
省略した場合は’left'(左クリック)となります。
こちらの記事も参考にしてみてください。
PyAutoGUIで右クリックやダブルクリックをするPyAutoGUIで面倒ごとを自動化しよう
今回は普通のクリック(左クリック)以外のクリックの方法を紹介していきます。
普通のク...
ソースコード
import pyautogui as gui
import sys
gui.moveTo(96, 503,3)
gui.click(96, 503,2,0.5) #0.5秒間隔で2回押す